LIGA微細加工技術 (LIGAプロセス)とは
LIGAプロセスは,ドイツのカールスルーエ技術研究所/工科大学(KIT)にて発明された,高アスペクト比を持つ微細構造製造のための複合プロセスです。 X線リソグラフィと電鋳により,金属やポリマーの微細構造体を高精度,高アスペクト比にて実現します。
KITのスピンオフ企業であるMicroworks GmbHが,LIGAプロセスによる製品の開発と生産を担っています。
X線光学分野における応用例はこちらのページで紹介しています。
LIGAプロセスによる微細構造例: マイクロギア |
KITの放射光施設KARA |
LIGAプロセスの流れ
1. X線マスクの作製 |
2. レジストのX線リソグラフィ (Lithographie) |
3. 電鋳 (Galvanoformung) |
4. ポリマーの成型 (Abformung) |
LIGAプロセス アプリケーション例
LIGAプロセスにて作製された微細構造は,光学を中心に,研究機関,産業界ともに様々な分野にて使用されています。X線光学分野における応用例はこちらのページで紹介しています。
金のハニカムメッシュ構造 |
金のチェッカーボード構造 |
金の微細メッシュ構造: 近赤外線偏光板 |
可視光領域の回折格子 |
Ni電鋳と微細貫通孔 |
高アスペクト比レジストピラー |
マイクロギア,高級腕時計部品等 |
マイクロギア1 |
マイクロギア2 (射出成型モールド) |
[参考] ミラーアレイ |
FAQ よくある質問
[KIT/IMT and Microworks GmbH]