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マイクロ流体デバイス
Microfluidic Devices
マイクロ流体制御装置: カスタマイズとOEM生産

Fluigent SASのその他製品やサービス詳細はこちら

Fluigentのマイクロ流体制御装置は,液体が機器に接触しないため,コンタミネーションのリスクを大幅に低減できるという特長があります。これらの装置は,カスタマイズあるいはOEM生産が可能です。実行可能性の検討,試作(モジュールの組み合わせを含む)と開発,仕様の確定から量産,技術サポートまで承ります。
当ページでは,圧力制御装置,流量センサ,バルブ等のOEM標準コンポーネントや,セミカスタムのモジュラープラットフォームを紹介します。いずれの製品も,制御ソフトウェアOxyGEN,ソフトウェア開発キットSDKと組み合わせて使用いただけます。

Flow sensor OEM仕様

FluigentのOEM標準コンポーネントとモジュラープラットフォームの例


標準コンポーネント: モジュールデバイス

産業システムに統合可能な,最先端の流体制御用ビルディングブロックです。
どのモジュールもコンパクトで,Fluigent製の制御ソフトウェア及びソフトウェア開発キットに対応しており,さまざまなアプリケーションに簡単に統合することができます。また一部のモジュールは,後述するモジュラープラットフォームに搭載・接続可能です。


圧力制御・送液モジュール PX

PXは,最高精度のパフォーマンスを誇る小型の圧力制御装置です。可動部分の無い圧力駆動とフィードバック制御アルゴリズムを含む特許技術(FASTAB)によって,非常に短い整定時間と極めて安定した送液を実現しています。USBとRS232のデュアルインタフェースを備えており,制御ソフトウェアはWindows,Mac,Linuxに対応しています。

圧力制御装置モジュールPX

圧力制御装置モジュールPX


流量安定性の比較

流量安定性の比較
緑色: Fluigent製品,オレンジ色: 他社製高精度シリンジポンプ

PXの仕様抜粋

モデル PX-345 PX-1 PX-2 PX-V1 PX-V2
圧力レンジ 0〜345 mbar 0〜1,000 mbar 0〜2,000 mbar -600〜0 mbar -750〜0 mbar
標準偏差 各圧力レンジの0.06%
外形 82.4 mm x 25.7 mm x 67.9 mm
重量 192 g
外部接続 USB,RS232,M5スレッド
媒体 非腐食性,非爆発性の気体 (空気,N2,O2,Ar,...)


流量センサモジュール FSシリーズ

FSシリーズは,微小流量の観察と制御ができる流量センサモジュールです。電子基板と独立した流量センサから構成されており,1つの基板には最大8個のセンサを搭載することができます。また,モジュラープラットフォームF-OEM,P-OEMに接続することができます。

流量センサモジュール FSシリーズ

流量センサモジュール FSシリーズ
0〜1.5 µL/minから0〜5 mL/minまで,幅広い流量領域に対応。

流量センサ Flow Unit

流量センサ Flow Unit (カタログ製品)
PC上での操作のほかに,Flow EZに接続してモニタ上で流量の観察・制御が可能。

FSシリーズの仕様
流量センサモジュールFSシリーズには,ラボ向け製品のFlow Unitと同様に0〜1.5 µL/minから0〜5 mL/minまでの流量レンジに合わせた5つのモデルがあり,うち3つは水とイソプロピルアルコールによる較正が設定されています。


Flow sensor OEM仕様


バルブモジュール

OEM用のバルブモジュールは,液体の切替えや再循環,複数試薬の連続注入など,用途に合わせて以下の3種類よりお選びいただけます。モジュラープラットフォームF-OEMに搭載するスイッチモジュールと接続することができます。
・M-X: 2方向,11ポート,10方バルブ
・L-X: 2方向,6ポート,2位置バルブ
・2-X: 2方向,3ポート,2方バルブ


バルブモジュール M-X

バルブモジュール M-X
最大10種類の液体の切替えが可能。

バルブプラットフォーム ESS

バルブプラットフォーム ESS (ラボ向け製品)
左からM-Switch,2-Switch,L-Switch

セミカスタムコンポーネント: モジュラープラットフォーム

F-OEM

モジュール式の流体制御プラットフォームです。1台のメインボードに複数の圧力モジュールとスイッチモジュールを搭載でき,高精度の圧力とバルブ切替えによる送液制御が可能です。
さらに,流量センサやバルブ等の多岐にわたるコンポーネントを接続することもできます。幅広い圧力・流量レンジをカバーしており,精密な送液制御が必要となるマイクロ流体・ナノ流体分野の様々な産業アプリケーション(フローサイトメトリー,薬物検査,Organ-on-a-chip,化学分析等)に柔軟に対応することができます。


F-OEMと圧力モジュール

F-OEMと圧力モジュール
搭載する圧力モジュールは,陰圧,陽圧,Push-Pullの3パターン11種類の圧力レンジより選択可能。



[動画] モジュラープラットフォームF-OEM
製品の概要や接続モジュールを紹介。


F-OEMコンポーネント

メインボード 圧力モジュール・スイッチモジュール搭載スロット4つ (スロット追加可能)
圧力モジュール 圧力レンジは以下11種類より選択
·陽圧: 25 mbar, 69 mbar, 345 mbar, 1000 mbar, 2000 mbar, 7000 mbar
·陰圧: -25 mbar, -69 mbar, -345 mbar, -800 mbar
·Push-Pull: -800 〜 1000 mbar
スイッチモジュール 1台で最大4つのバルブの制御が可能

その他F-OEMに接続可能なコンポーネント

流量センサモジュール
FSシリーズ
圧力モジュールに接続
流量レンジは0〜1.5 µL/minから0〜5 mL/minまでの全5種類
バルブモジュール スイッチモジュールに接続
・M-X: 2方向,11ポート,10方バルブ
・L-X: 2方向,6ポート,2位置バルブ
・2-X: 2方向,3ポート,2方バルブ

F-OEMとモジュールの構成例
3つの圧力モジュールが液体の入ったリザーバを加圧することで,精密な圧力による送液を行います。メインボード上のスイッチモジュールに接続したバルブモジュールM-Xで,3種類の液体を切替えます。このバルブでは,最大10種類の液体の切替えが可能です。

F-OEMとモジュールの構成例

構成例: 圧力モジュール 3 (0〜2000 mbar × 2,-800〜1000 mbar × 1),スイッチモジュール 1



P-OEM

P-OEMは,ラボ向け製品のMFCS-EZをベースにした,コンパクトなマルチチャネルの圧力制御プラットフォームです。1〜3チャネル(スリム),1〜4チャネル(スタンダード),5〜8チャネル(ラージ)の3タイプがあります。
1つの基板上に,加圧と吸引のチャネルを搭載することができます。流体が装置に接触しないため,日常的なクリーニングの負担やコンタミネーションのリスクが大幅に削減されます。流量センサ,制御ソフトウェアと組みわせることで,複雑な流路構成の送液を制御することができます。


圧力制御装置モジュール P-OEM

圧力制御装置モジュール P-OEM
1〜8チャネルを搭載可能で,複雑な流体の制御をコンパクトなサイズで実現可能。Flow EZと同じ圧力レンジに対応している。

圧力制御装置 MFCS-EZ

圧力制御装置 MFCS-EZ (ラボ向け製品)
4チャネルの流体制御が可能なパルスフリーの圧力制御装置。流量センサFlow Unitとソフトウェアを用いて,PC上で複数流路の圧力・流量を制御することができる。


P-OEMの仕様抜粋

圧力レンジ 陽圧: 25 mbar, 69 mbar, 345 mbar, 1000 mbar, 2000 mbar, 7000 mbar
陰圧: -25 mbar, -69 mbar, -345 mbar, -800 mbar
圧力安定性 0.1% full scale - CV (on measured values)
外形 190 mm x 140 mm x 65 mm (※スタンダードタイプの場合)
重量 2 kg
接続 USBもしくはRS232

オプション

圧力供給源 陽圧,陰圧の圧力供給源を,基盤上と基盤外のどちらでも追加可能
Flowboard 流量センサのコミュニケーションハブを,基盤上と基盤外のどちらでも追加可能
その他 エアドライヤー,パージバルブ,エポキシコーティング等

P-OEMを使用した多チャネル圧力制御の構成例
4チャネルのP-OEMを使用し,各ラインに流量センサ(FSシリーズ)を追加しています。流量センサを送液システムに組み込むことで,流量による送液制御も可能です。

P-OEMを使用した多チャネル圧力制御の構成例

構成例: 4チャネルP-OEM,流量センサ 4


フルカスタマイズ事例

事例: ラボベンチマイクロ流体システム

事例: ラボベンチマイクロ流体システム
チップ上の細胞組織の自動薬物スクリーニング向け







ARIA

事例: 科学機器の大手国際メーカ
マイクロ流体送液装置の設計と製造をFluigentに委託し,開発した装置には圧力制御装置や流量計,バルブ,チュービング等のFluigentの技術やコンポーネントが使用されている。
この装置は試薬の連続注入を自動化するもので,高性能顕微鏡と組み合わせることで,1つのサンプルから複数の遺伝情報を高速で検出することが可能である。
図はイメージ(Fluigentの自動送液装置ARIA)。