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マイクロ流体デバイス
Microfluidic Devices
圧力制御式送液システム Flow EZ

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Flow EZは,マイクロ流体アプリケーションに最適な自立型の圧力制御式送液システムです。制御した空気圧でリザーバ内の試薬を押し出すため,脈動のない精密な送液を長時間安定して行うことができます。
本体ダイヤルで簡単に操作できるほか,ソフトウェアによる複雑なプロトコル制御にも対応しています。また,流量センサFlow Unitと組み合わせることで,流量の観察や制御も可能です。試薬が装置内を通らないため,装置自体の汚染のリスクがなく,メンテナンスフリーな点も大きな特長です。

圧力制御式送液システム Flow EZ

圧力制御式送液システム Flow EZ
単体での使用だけでなく,複数台を連結して2種類以上の試薬の送液を同時に制御することも可能。

送液コンセプト

送液コンセプト
Flow EZが制御した脈動のない圧力を,密閉したリザーバ内の試薬に加えることで,マイクロ流体チップ等へ送液することができる。

Flow EZ 特長まとめと比較

機能・特長 Fluigent Flow EZ 他社製品 (圧力制御ポンプ) シリンジポンプ
自立式 (PC不要)
モジュラー式,着脱式 X
応答速度の短さ X
無脈動流の実現 X
制御 / 観察用ディスプレイ
低ガス消費量 X N/A
コンパクトさ X


特長1: 高速レスポンス

Flow EZは,与えられたコマンドに即座に反応し,必要な圧力をリザーバに加えることができます。
以下のグラフは,シリンジポンプとFlow EZの流量増加時(0〜1.5 µL/min)と減少時(1.5〜0 µL/min)の比較です。シリンジポンプは時間をかけて必要な流量に到達しているのに対し,Flow EZは指定された流量を瞬時に達成しています。

Flow EZ 整定時間

緑色: Flow EZ,オレンジ色: シリンジポンプ



特長2: 精度・安定性

Flow EZをはじめとするFluigentの送液システムは,圧力・流量の安定性が極めて高いため,脈動のない精緻な送液が必要なアプリケーションに適しています。以下のグラフは,同じ流量コマンドに対するシリンジポンプとFluigent製品の送液における,流量の差を表しています。
また,流量センサFlow UnitをFlow EZに接続した場合,流量の測定値によるフィードバック制御を自動的に行うため,長時間でも安定した流量での送液が可能です。

流量安定性

緑色: Fluigent製品,オレンジ色: シリンジポンプ



特長3: 拡張性・操作性

本体のダイヤルによるスタンドアローン操作と,PC接続によるソフトウェア制御の,2パターンの操作が可能です。流量センサFlow UnitをFlow EZに直結すると,圧力だけでなく流量の制御と観察も行うことができます。
また,実験内容や環境の変化に応じて,複数の送液システムやバルブ制御装置等,モジュールの追加拡張や組み換えが容易にできるのもFlow EZの大きなメリットの1つです。

様々なモジュールを接続したFlow EZ

様々なモジュールを接続したFlow EZ
同時に最大8台のFlow EZを接続可能。PC接続用のモジュール,高圧向けと低圧向けの製品を連結する減圧モジュールも接続可能。

Flow EZのディスプレイ

Flow EZのディスプレイ
ダイヤルで指定したコマンドと,実際の測定値がディスプレイ上に表示される。Flow Unit接続時は,流量も同様に確認できる。

ソフトウェア

PC接続ハブLinkモジュールをFlow EZに接続することで,PCにインストールしたソフトウェアによる送液制御が可能となります。
Fluigentが無償提供している制御ソフトウェアOxyGENは,圧力・流量のリアルタイム制御や観察だけでなく,バルブ装置の制御や複雑なプロトコルの自動化,データのロギング等,送液実験に必要な機能を全て備えています。
また,ユーザ独自のソフトウェアの開発や外部装置との連携を目的とした,ソフトウェア開発用キットSDKも御利用いただけます。OxyGENとSDKは,Windows,Mac,Linuxの各種OSに対応しています。

PC接続ハブLinkモジュールを接続したFlow EZ

PC接続ハブLinkモジュールを接続したFlow EZ
Linkモジュールを介してFlow EZをPCに接続し,ソフトウェアで制御することができる。



[動画] ソフトウェアOxyGEN チュートリアル

姉妹製品: Push-Pull

Push-Pullは,外観や基本的な機能はFlow EZと同様ですが,Flow EZは選択する圧力レンジによって,加圧もしくは吸引のどちらかの操作にしか使用できないのに対し,Push-Pullは1台で加圧と吸引の両方に対応しているのが最大の特徴です。

Push-Pull

陽圧と陰圧の両方に対応可能なPush-Pull
Flow EZと同様に,複数のモジュールを連結して使用することも可能。
データシート

Push-Pullのセットアップ模式図

Push-Pullのセットアップ模式図
1台の装置で,加圧と吸引の両方の操作に対応している。圧力発生装置は加圧と吸引の双方が必要となる。

製品決定のための質問事項

最適な装置やアクセサリの提案のため,下記情報を御用意ください。

[1] アプリケーション
開示可能な範囲でお知らせください。
 
[2] セットアップ概要
・チップへのインプットの数
・チップからのアウトプットの数
・流体の制御が必要なインプット/アウトプットの数
・圧力発生装置(コンプレッサ)の要/不要
・PC接続・ソフトウェア制御の要/不要
・流量測定の要/不要
 
[3] 流体の特徴
・流体の粘度 [cP]
・最大流量 [µL/min]
・最小流量 [µL/min]
・リザーバ(reservoir)の容積 [mL]
 
[4] 送液先のチップ/マイクロ流体デバイス
・チップの構造/形状
・流路の高さ [µm]
・流路幅 [µm]
・流路長さ [mm]
microfluidic ChipShopのチップを使用する場合は,8桁のプロダクトコードをお知らせください。