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マイクロ流体デバイス
Microfluidic Devices
細胞培養 (細胞・微小モデル生物操作)

マイクロ流体チップを用いた細胞培養・細胞操作

マイクロ流体技術を細胞培養実験に応用することで,生理学的条件をin vitro にて模倣・再現することができます。マイクロ流体による細胞培養は,シンプルなものから複雑なものまで多彩なセッティングが可能です。 microfluidic ChipShopでは,さまざまなコンセプトの細胞培養チップや細胞操作アプリケーション向けのチップを実現しています。本ページでは,それらの一部を紹介いたします。


細胞トラップ機能やピラーバリアを持つチップ

細胞トラップチップ[913]

細胞トラップチップ[913]
微小ウェルを備えた流路を16本搭載。ウェル(直径50 µm〜)に細胞を捕らえることで,シングルセルレベルでの観察やイメージングが可能。

相互作用流路チップ[983]

相互作用流路チップ[983]
細胞共培養を目的とした隣接する3本の流路を持ち,それぞれの流路に送液をすることが可能。ピラーバリアで区切られた流路間の相互作用の観察ができる。


細胞培養チップ

3次元培養 相互作用チップ[1380]

3次元培養 相互作用チップ[1380]
中央コンパートメントにてスキャフォールド,ハイドロゲル,組織の統合が可能。コンパートメントに接続している流路は細胞播種,灌流,薬剤導入に対応。


浮遊細胞培養チップ[1471]

浮遊細胞培養チップ[1471]
非接着細胞の長期培養や灌流向け。静水圧と毛細管力を組み合わせたパッシブポンプ技術を採用しており,外部のポンプを使うことなくスムーズな液体操作を実現。


スフェロイド,微小生物チップ

3スフェロイドチップ[1407]

スフェロイドチップ[1407]
培養されたスフェロイドの挿入と分離や,スフェロイドの形成,培養,およびチップ上でのイメージングに対応。微小な接続流路を通じた吸引効果で,スフェロイドが捕捉構造内に引き込まれる。

Organism-on-a-chip「ゼブラフィッシュ」[1371]

Organism-on-a-chip「ゼブラフィッシュ」[1371]
ゼブラフィッシュの卵を1つずつ捕捉できる構造を持つ。定流量の灌流を維持することで,発生過程を観察可能。

細胞培養アプリケーション向けのオプション例

流路やチャンバに追加機能を加える,細胞培養アプリケーション向けのオプションを提供しています。下記に掲載されていないものについても,お気軽にお問い合わせください。

親水化処理 細胞の接着性を向上させるために,チップに親水化処理を施すことができます。
コーティング チャンバ内を細胞外基質タンパク質でコーティングすることが可能です。
センサの搭載 チップにリアルタイム観察用のO2センサ,pH センサ等を搭載できます。


Organ-on-a-chip / MPSについては,下記ページで特集しています:
細胞培養 (Organ-on-a-chip / MPS)