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医療産業バーコードHIBC HIBCとJ-HIBC

1 HIBCとは


ISOに基づいた医療分野のバーコード規格
HIBC(Health Industry Bar Code,医療産業バーコード)は,ISO22742とJIS X 0516:2006の双方に基づいた医療分野に特化したバーコード規格です。HIBCは1984年に米国の医療商社団体によって開発され,その後北米を初め欧州やオーストラリアの医療産業を中心に普及してきました。

QR/1/2次元コード対応
HIBCはバーコードの「コンテンツ」を決定し,その「形」には限りがありません。
1次元コードをはじめとして,QRコードやデータマトリクスといった2次元コードにも対応しています。

2 医療産業バーコード

医療業界に求められるコード
医療産業製品は,人間の身体に対する極めて高い安全性が求められ,各国の行政機関の特別な監督下にあります。医療分野におけるサプライチェーンは複雑であり,多種多様な企業,団体,機関等が同時に携わっています。このため,医薬関連製品のバーコードは,一般の小売業には無い,様々な条件を満たす必要があります。
トレーサビリティ
製造現場から使用現場(病院等の医療現場)をカバーする,切れ目の無いトレーサビリティーチェーンが,医療事故防止を図るためには極めて重要です。そのためには,製造企業が個別に付与する追加情報,様々なサイズの製品での使用し易さ,様々なシンボロジー(バーコードの形)やRFIDへの対応など,バーコード関連技術と容易に相互利用できなければなりません。

HIBCでは,医療メーカー,販売業者,製品利用者が用いるバーコードはただ一種類となり,部品調達,製造,物流,在庫管理,販売,医療現場などを通して共通に用いられます。バーコードを添付した製品がどの過程にあるか,またどこを通ってきたのかが追跡可能なので,製品の管理やアフターサービスを飛躍的に効率化させることができます。

3 HIBCの特徴

HIBCでは,ISO基準に沿い,各製品に世界で唯一のコードを付けられます。13桁の英数字の製品コードが用意されているため,ほとんどの場合,製造企業の既存の製品コードをそのままHIBCに組み入れられます。

これにより,物品管理の場合だけではなく,既存コードのバーコードへの組み込みの際に発生し得る,誤操作の防止にも繋がります。ロットに対しバーコードを付与し,また,同じロットの中でも各製品に単一のコードを付与することで,問題発生時のリコールと回収が容易になります。

医療器具や医薬品の取り違いを防げ,医療事故防止にも貢献すると考えられます。

4 略称の解説

LIC Labeller Identification Code (ラベラー識別コード)
HIBC Health Industry Bar Code (通称:ヒビック)
J-HIBC J-HIBCバーコード日本事務局(株式会社ASICON内)

HIBCコードの実例(協力:株式会社松風様 LIC「E235」使用中)

リンク・資料
外部リンク・資料

EHIBCC(欧州)


HIBCC(米国)


医療自動認識委員会(JAISA)

HIBCに関するお問合せ